50/50 フィフティ・フィフティ

ガンを患った主人公の日々を描く。

 

決して生きるか死ぬかを大げさに迫ったりしないのが、この映画の良さ。

 

ガンを宣告されてからの主人公や、その周りの家族、恋人、友人、セラピスト達との関わりが見事に描かれている。

 

この友人は女ったらしでいつも下ネタしか言わないが、実は一番の友達思い。

ガンになる前と後で、主人公への接し方が全く変わらない。

平気でガンをいじるし、それをネタにナンパまでする。

それでもなぜか憎めない良いヤツって感じ。

こっそりガン患者との接し方を書いた本を読んでいた。

びっしり線が引かれているところを主人公が発見してしまう。

本当の友情には、遠慮と見返りは不要なのだ。